犬の中には、甘噛みする人としない人で家族を選ぶ子がいます。
特に子犬の時期は甘噛みや本気噛みをすることが多いですが、自然に治るものなのでしょうか。
この記事では、犬が飼い主の手を噛む理由、犬が甘噛みする人としない人の違いなどを解説します。
犬が甘噛み、本気噛みする心理を理解して、やめさせる方法を考えてみましょう。
- 特定家族だけ? 犬が甘噛みする人としない人の差
- 甘噛みと本気噛みの違い
- 子犬が飼い主の手を噛む理由・心理
- 成犬が飼い主の手を噛む理由・心理
- 甘噛みはいつまで? 自然に治る?
- 甘噛みはやめさせるべき?
- 甘噛みをやめさせる方法
- やってはいけない叱り方
- 犬の甘噛み対策グッズ
- まとめ
この記事の著者
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特定家族だけ? 犬が甘噛みする人としない人の差
犬は特定の家族にだけなど、甘噛みする人としない人を選ぶことがあります。
その差は一体なんなのでしょう。
犬が甘噛みする人
犬が甘噛みする人としない人の違いは、その人が好きかどうかで決まります。
犬が飼い主の手を噛む理由として、犬は信頼できる人や好きな相手に対して、甘えるように噛むことがあります。
人にじゃれついて遊びたい時も甘噛みをすることが多いです。
犬が甘噛みをしない人
犬は、その人に興味がない時は甘噛みをしません。
犬が自分に近寄ってくることがなければ、下に見られている可能性もあります。
また、信頼に値しない相手だと判断した場合、そもそも近づきたくない、逃げるということもあります。
甘噛みと本気噛みの違い
甘噛みと本気噛みの違いは一体なんなのでしょうか。
犬の甘噛みとは言いますが、実際は人の体に歯を当てるだけで噛むふりをするだけの時もあります。
一方で手加減をしない本気噛みの場合、出血するほどの怪我をすることもあります。
子犬が飼い主の手を噛む理由・心理
甘噛みする人としない人の違いがわかったところで、子犬が飼い主の手を噛む理由や心理について知っておきましょう。
犬が家族を噛む心理は、好奇心、愛情表現などさまざまです。
犬の習性
犬の祖先は動物を狩って生活していたこともあり、犬にはいまだに噛むという習性が残っています。
人の手やおもちゃなど動くものを追いかけて噛むのはそのためです。
この習性を理解して対応しないと、甘噛みはいつまでも治しにくいです。
好奇心
好奇心も、犬が飼い主の手を噛む理由のひとつ。
特に子犬の場合、好奇心から家族や飼い主に噛みついてしまうことがあります。
人間の赤ちゃんがなんでも口に入れて確認するのと一緒で、犬も噛みついてそれがなんなのかを学んでいるのです。
愛情表現
犬が甘噛みする人としない人の差でも解説したように、犬の甘噛みの多くは愛情表現です。
家族の特定の人を噛む場合、その人のことが大好きでかまってほしいから甘噛みします。
その人が、犬にとって安心できる人であることを示しているのです。
遊んで欲しい
子犬が飼い主の手を噛む理由は、大好きな人に遊んで欲しいから。
子犬は本来、兄弟や親犬とお互い甘噛みし合いながら遊び、そこで痛みや噛み加減を知ることになります。
飼い主に遊んでもらいたい、かまってもらいたい時も同じように甘噛みをします。
歯の生え変わり
子犬の時期に特に多いのが、歯がむずがゆくて人やものを噛んでしまうケース。
生後4ヶ月~6ヶ月くらいになると歯が生え変わるので、この時期の歯の違和感から人を噛むことがあります。
そのうち自然に治る犬もいれば、癖になり、成犬になってもいつまでもやめない犬もいます。
成犬が飼い主の手を噛む理由・心理
次に、成犬が飼い主の手を噛む理由・心理について解説します。
ちゃんとしつけすることで、成犬の噛み癖も改善できます。
遊んでいる
成犬が飼い主の手を噛む理由として、飼い主と遊んでいる認識なのかもしれません。
犬が手を噛んできたら「ダメ!」と大きな声で叱ったり、ビクッとして逃げたりする人もいるでしょう。
その反応がおもしろくて癖になっている可能性があります。
興奮
成犬が大好きな家族にだけ噛む心理として、興奮しているのかもしれません。
普通に飼い主と遊んでいる時に、テンションが上がりすぎて暴走してしまい、手を噛むことがあります。
そのほか、家族が外出から帰ってきた時などに興奮して噛むこともあります。
ストレス
犬はストレスから噛むこともあります。
飼い主とのコミュニケーション不足や運動不足、生活環境に問題があるなどストレスの原因はさまざま。
人の手だけでなく、家具などの噛んではいけないものまで噛むため適切な対応が必要です。
甘噛みはいつまで? 自然に治る?
甘噛みはいつまで続くのでしょうか。
噛む理由によって異なりますが、基本的にはしつけをしないと噛むことが癖になります。
しかし、子犬が歯がゆくてものや人を噛んでいる場合、一時的なもので自然に治ることもあります。
甘噛みはやめさせるべき?
犬の甘噛みは基本的にやめさせるべきです。
子犬の時に甘噛みを放っておくと、成犬になって人を怪我させるかもしれません。
子犬の頃から犬に行動コントロールのトレーニングをして、甘噛みや本気噛みが癖になるのを防ぎましょう。
甘噛みをやめさせる方法
たとえ本気噛みでなくとも、犬のために噛み癖はやめさせるべきです。
ここでは、甘噛みをやめさせる方法とそのコツを紹介します。
適切な叱り方
噛み癖をやめさせるために、適切な叱り方をしましょう。
噛んだ時に大きな声を出したり、大きい仕草をしたりすると、遊んでくれているんだと思って犬が喜んでしまいます。
叱られていることを自覚させるため、噛まれたら低い声で叱り、すぐにその場を去りましょう。
遊び方を考える
犬とのコミュニケーションをよくとっている人も、遊び方を見直してみましょう。
普段から手や足を使って犬と遊んでいると、不本意にも噛む機会を与えてしまいます。
ロープなどのひっぱりアイテムを適切に使い、犬の歯に人の体を当てないよう心がけてください。
おもちゃを与える
生え変わりの時期を迎えた子犬には、おもちゃを与えるのがベストです。
歯がむずむずして気持ち悪いのは防ぎようがないため、噛むことはやめられません。
人の赤ちゃんが歯固めを噛むように、犬にも噛んでOKなおもちゃを与えてください。
やってはいけない叱り方
やってはいけない叱り方として、大きな声を出す、大きなリアクションを取ることは避けましょう。
もちろん、体罰などで叱りつけるのも絶対にダメです。
一時的に噛み癖が治ったとしても、恐怖心や不信感から本気嚙みすることもあります。
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