安全面などから、完全室内飼育が推奨されている猫。
しかし猫がなかなか運動してくれない、猫にどれくらい運動させたらいいのかなど悩んでいる飼い主も多いのではないでしょうか。
今回は、猫が運動を嫌う理由や運動不足のサイン、猫に必要な運動量などを解説。
さらに、キャットタワーやおもちゃといった猫の運動不足解消グッズも紹介するので参考にしてください。
- 猫の運動不足の理由は?
- 猫の運動不足の症状
- 猫の運動不足によるストレスサインは?
- 猫の運動不足解消法
- 運動しすぎも注意! 猫の運動量はどれくらいが適切?
- 猫の運動不足解消グッズ | キャットタワー
- 猫の運動不足解消グッズ | おもちゃ
- まとめ
この記事の著者
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猫の運動不足の理由は?
猫の運動不足の理由として、さまざまなことが考えられます。
なぜ運動をしてくれないのか、猫の性格に合わせて考えてみましょう。
遊ぶ気分ではない
もしかすると、飼い主が遊びたい時に猫は遊びたい気分ではないのかもしれません。
起きてすぐや寝る前、ご飯を食べた直後などは、人間でも運動する気になれないものです。
猫も同じで、そんな時に遊ぼうと誘ってみても、乗り気になってくれないでしょう。
おもちゃに不満
おもちゃで遊びに誘ってみても反応がない場合、おもちゃ自体に不満があるのかもしれません。
猫は基本的に動くものを追いかける習性がありますが、人と同じでその子によって性格は異なります。
また同じおもちゃばかりで飽きてしまった、ということもあります。
体調不良
人間とは違って言葉を話せない動物は、体調不良がわかりにくいです。
傍目にはダラダラ寝ているように見えても、実はお腹や足腰を痛がっているのかもしれません。
体調不良の時は人間でも猫でも、運動する気になれないでしょう。
猫の運動不足の症状
猫の運動不足の症状をいくつか紹介します。
運動不足がたたると、猫も人間と同じように体調に変化が現れてきます。
肥満・便秘になる
運動不足だと、猫は肥満になってしまいます。
肥満は、糖尿病や心臓病といったさまざまな病気の原因となります。
特に歩いている時などに、お腹の脂肪が揺れ始めると要注意。
また肥満だけでなく、運動不足で腸の動きが活性化されず便秘の症状に悩まされることもあります。
筋力の低下
便秘は筋力の低下により、排泄能力が弱まってしまって起こることも。
また、筋力が低下すると動くこと自体が面倒になってしまい、さらに体力や筋力が落ちてきます。
その結果、肥満になって関節が弱り、また動けなくなるという悪循環につながるのです。
猫の運動不足によるストレスサインは?
猫の健康管理では、細かい行動の変化を見るのが大切です。
体に現れる症状だけでなく、猫の運動不足によるストレスサインをチェックしましょう。
グルーミングが増える
猫の運動不足によるストレスサインとして、グルーミングが増えることが挙げられます。
グルーミングは毛のケアだけでなく、心を落ち着ける役割があります。
そのため猫が落ち着かない、ストレスがある時は、必要以上にグルーミングをしてしまうのです。
無気力になる
運動不足の猫は筋力の低下や体調が優れないことから、動くのが億劫だと感じてしまいます。
それだけでなく、遊びに誘っても興味がない、無気力な姿になるのも運動不足が招くストレスサインです。
なぜ無気力になるのか、一度獣医に診てもらうのもおすすめです。
いたずら・問題行動をする
運動不足の猫のストレスサインとして、いたずらや問題行動をするようになります。
わざと家の柱に爪研ぎをしたり、今までは上手にできていたのにトイレではないところに排泄をしたりすると要注意。
猫の体に負担がかかる問題行動もあるため早急な解決が必要です。
猫同士で喧嘩をする
多頭飼育をしている場合、運動不足のストレスから猫同士が喧嘩をするようになることも。
運動しないとそのぶんのパワーが有り余っているため、兄弟猫にちょっかいを出して喧嘩につながるのです。
成猫が老猫や子猫相手に喧嘩をふっかけると、怪我をさせる恐れもあるためやめさせましょう。
猫の運動不足解消法
ストレスサインや症状が出る前にやりたい、猫の運動不足解消法を紹介します。
解消法を取り入れて、心身ともに健康を保ちましょう。
キャットタワーを取り入れる
猫の運動不足解消法として、運動ができるキャットタワーを取り入れるのがおすすめ。
猫は上下運動が得意で高いところに登るのが好きなので、本能的に楽しんでくれます。
キャットタワーの先にキャットウォークを取り付けると、さらに自由に猫が室内を歩き回れます。
1人で遊べるおもちゃを使う
キャットタワーやキャットウォークを設置する場所がないなら、一人で遊べるおもちゃを与えるのもおすすめです。
電池を使って自動で動くおもちゃなら、それを追いかけることでいい運動になります。
飼い主がなかなか遊んであげられない時でも楽しんでくれるでしょう。
飼い主が遊んであげる
運動不足解消法としては、やはり飼い主が遊んであげるのが一番です。
ただ運動不足を解消させるだけではなく、コミュニケーションを取ることで絆を深めることができます。
遠くにおもちゃを投げたり高いところに誘導したりして、しっかり運動してもらいましょう。
猫の数を増やす
飼っている猫が一匹だけという家庭なら、猫の数を増やしてみるのもいいでしょう。
追いかけっこしたりじゃれたりと、遊ぶ友達ができると運動不足解消だけでなくストレス解消法にもなります。
ただし猫の性格や、猫同士の相性は十分考えるようにしましょう。
運動しすぎも注意! 猫の運動量はどれくらいが適切?
猫にはどれくらい運動させるのがいいのでしょうか。
運動不足解消のためといえども、運動しすぎもよくありません。
ここからは年齢別、毛の長さ別に、猫に適切な運動量を紹介します。
【年齢別】猫に必要な運動量
猫にどれくらい運動が必要かどうかは、年齢によって異なります。
目安としては、生後6ヵ月~7ヵ月の子猫は一日20分以上、7歳くらいまでの成猫は20分程度、老猫は10分程度。
しかし猫にどれくらい運動が必要かは個体差が大きく、遊び好きの猫は40分程度の運動量が必要となります。
【毛の長さ別】猫に必要な運動量
猫にとって適切な運動量は、短毛種か長毛種かでも違います。
日本猫など短毛種の猫に必要な運動量はどれくらいかというと、一日20分~30分程度が目安。
一方、ペルシャやチンチラなどの長毛種の猫は、一日10~15分程度の運動量で満足してくれます。
猫の運動不足解消グッズ | キャットタワー
猫の運動不足解消グッズの中でもおすすめのキャットタワーを紹介します。
運動不足解消法を探っている人はぜひ取り入れてみましょう。
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