【運動不足の猫】症状と解消法は? どれくらいの運動量が必要かも解説

【運動不足の猫】症状と解消法は? どれくらいの運動量が必要かも解説

安全面などから、完全室内飼育が推奨されている猫。
しかし猫がなかなか運動してくれない、猫にどれくらい運動させたらいいのかなど悩んでいる飼い主も多いのではないでしょうか。
今回は、猫が運動を嫌う理由や運動不足のサイン、猫に必要な運動量などを解説。
さらに、キャットタワーやおもちゃといった猫の運動不足解消グッズも紹介するので参考にしてください。

 

  1. 猫の運動不足の理由は?
  2. 猫の運動不足の症状
  3. 猫の運動不足によるストレスサインは?
  4. 猫の運動不足解消法
  5. 運動しすぎも注意! 猫の運動量はどれくらいが適切?
  6. 猫の運動不足解消グッズ | キャットタワー
  7. 猫の運動不足解消グッズ | おもちゃ
  8. まとめ

 

この記事の著者
 

 mimipetsブログ編集部

mimipets(ミミペッツ)は、愛らしいペット用品を厳選し、心温まる商品を提供するショップです。

 

猫の運動不足の理由は?

猫の運動不足の理由として、さまざまなことが考えられます。
なぜ運動をしてくれないのか、猫の性格に合わせて考えてみましょう。

 

遊ぶ気分ではない

もしかすると、飼い主が遊びたい時に猫は遊びたい気分ではないのかもしれません。
起きてすぐや寝る前、ご飯を食べた直後などは、人間でも運動する気になれないものです。
猫も同じで、そんな時に遊ぼうと誘ってみても、乗り気になってくれないでしょう。

 

おもちゃに不満

おもちゃで遊びに誘ってみても反応がない場合、おもちゃ自体に不満があるのかもしれません。
猫は基本的に動くものを追いかける習性がありますが、人と同じでその子によって性格は異なります。
また同じおもちゃばかりで飽きてしまった、ということもあります。

 

体調不良

人間とは違って言葉を話せない動物は、体調不良がわかりにくいです。
傍目にはダラダラ寝ているように見えても、実はお腹や足腰を痛がっているのかもしれません。
体調不良の時は人間でも猫でも、運動する気になれないでしょう。

 

猫の運動不足の症状

猫の運動不足の症状をいくつか紹介します。
運動不足がたたると、猫も人間と同じように体調に変化が現れてきます。

 

肥満・便秘になる

運動不足だと、猫は肥満になってしまいます。
肥満は、糖尿病や心臓病といったさまざまな病気の原因となります。
特に歩いている時などに、お腹の脂肪が揺れ始めると要注意。
また肥満だけでなく、運動不足で腸の動きが活性化されず便秘の症状に悩まされることもあります。

 

筋力の低下

便秘は筋力の低下により、排泄能力が弱まってしまって起こることも。
また、筋力が低下すると動くこと自体が面倒になってしまい、さらに体力や筋力が落ちてきます。
その結果、肥満になって関節が弱り、また動けなくなるという悪循環につながるのです。

 

猫の運動不足によるストレスサインは?

猫の健康管理では、細かい行動の変化を見るのが大切です。
体に現れる症状だけでなく、猫の運動不足によるストレスサインをチェックしましょう。

 

グルーミングが増える

猫の運動不足によるストレスサインとして、グルーミングが増えることが挙げられます。
グルーミングは毛のケアだけでなく、心を落ち着ける役割があります。
そのため猫が落ち着かない、ストレスがある時は、必要以上にグルーミングをしてしまうのです。

 

無気力になる

運動不足の猫は筋力の低下や体調が優れないことから、動くのが億劫だと感じてしまいます。
それだけでなく、遊びに誘っても興味がない、無気力な姿になるのも運動不足が招くストレスサインです。
なぜ無気力になるのか、一度獣医に診てもらうのもおすすめです。

 

いたずら・問題行動をする

運動不足の猫のストレスサインとして、いたずらや問題行動をするようになります。
わざと家の柱に爪研ぎをしたり、今までは上手にできていたのにトイレではないところに排泄をしたりすると要注意。
猫の体に負担がかかる問題行動もあるため早急な解決が必要です。

 

猫同士で喧嘩をする

多頭飼育をしている場合、運動不足のストレスから猫同士が喧嘩をするようになることも。
運動しないとそのぶんのパワーが有り余っているため、兄弟猫にちょっかいを出して喧嘩につながるのです。
成猫が老猫や子猫相手に喧嘩をふっかけると、怪我をさせる恐れもあるためやめさせましょう。

 

猫の運動不足解消法

ストレスサインや症状が出る前にやりたい、猫の運動不足解消法を紹介します。
解消法を取り入れて、心身ともに健康を保ちましょう。

 

キャットタワーを取り入れる

猫の運動不足解消法として、運動ができるキャットタワーを取り入れるのがおすすめ。
猫は上下運動が得意で高いところに登るのが好きなので、本能的に楽しんでくれます。
キャットタワーの先にキャットウォークを取り付けると、さらに自由に猫が室内を歩き回れます。

 

1人で遊べるおもちゃを使う

キャットタワーやキャットウォークを設置する場所がないなら、一人で遊べるおもちゃを与えるのもおすすめです。
電池を使って自動で動くおもちゃなら、それを追いかけることでいい運動になります。
飼い主がなかなか遊んであげられない時でも楽しんでくれるでしょう。

 

飼い主が遊んであげる

運動不足解消法としては、やはり飼い主が遊んであげるのが一番です。
ただ運動不足を解消させるだけではなく、コミュニケーションを取ることで絆を深めることができます。
遠くにおもちゃを投げたり高いところに誘導したりして、しっかり運動してもらいましょう。

 

猫の数を増やす

飼っている猫が一匹だけという家庭なら、猫の数を増やしてみるのもいいでしょう。
追いかけっこしたりじゃれたりと、遊ぶ友達ができると運動不足解消だけでなくストレス解消法にもなります。
ただし猫の性格や、猫同士の相性は十分考えるようにしましょう。

 

運動しすぎも注意! 猫の運動量はどれくらいが適切?


猫にはどれくらい運動させるのがいいのでしょうか。
運動不足解消のためといえども、運動しすぎもよくありません。
ここからは年齢別、毛の長さ別に、猫に適切な運動量を紹介します。


【年齢別】猫に必要な運動量

猫にどれくらい運動が必要かどうかは、年齢によって異なります。
目安としては、生後6ヵ月~7ヵ月の子猫は一日20分以上、7歳くらいまでの成猫は20分程度、老猫は10分程度。
しかし猫にどれくらい運動が必要かは個体差が大きく、遊び好きの猫は40分程度の運動量が必要となります。


【毛の長さ別】猫に必要な運動量

猫にとって適切な運動量は、短毛種か長毛種かでも違います。
日本猫など短毛種の猫に必要な運動量はどれくらいかというと、一日20分~30分程度が目安。
一方、ペルシャやチンチラなどの長毛種の猫は、一日10~15分程度の運動量で満足してくれます。

 

猫の運動不足解消グッズ | キャットタワー

猫の運動不足解消グッズの中でもおすすめのキャットタワーを紹介します。
運動不足解消法を探っている人はぜひ取り入れてみましょう。

 

キャットタワー おしゃれ 据え置き 多頭飼い ハンモック付き

ハンモックや隠れ家、ベッドまでついた据え置きタイプ

届いてすぐに使える据え置きタイプのキャットタワーです。
ハンモックや隠れ家でゆったりリラックスでき、頂上のベッドから部屋の中を見渡せます。
ぽんぽんおもちゃで遊んだり爪とぎしたりと、猫はここで1日中楽しめるでしょう。

  • サイズ 幅60cm 奥行45cm 高さ145cm
  • 材質 麻、ポリエステル、パーティクルボード、ポリエステル綿
  • 重量 18.5kg
商品を詳しく見る

 

キャットタワー スリム 据え置き 大型猫 ハンモック付き

大型で猫もたっぷり遊べるふわふわおしゃれなキャットタワー

爪研ぎや展望台など遊び場がたくさんあり、どんどん上に登っていけるキャットタワー。
爪研ぎは丈夫でストレス解消もできる麻縄か、なめらかでカスなどが出にくい棉縄から選べます。
さらに転倒防止のベルト付きで、壁に固定して地震対策もできます。

  • サイズ 幅68cm 奥行60cm 高さ184cm
  • 材質 ポリエステル、パーティクルボード、麻縄または棉縄、紙
  • 耐荷重
    • 全体 20kg
    • 展望台 10kg
    • ハンモック 7kg
    • 棚板 20kg
商品を詳しく見る

 

OPPO オッポ キャットフォレスト CatForest 2 キャットタワー

地震にも強いつっぱりタイプのスリムなキャットタワー

オッポのキャットタワーは天井と床で突っ張るタイプ。
地震や猫が乗ることによる衝撃にも強く、スリム設計なので賃貸などの狭い部屋に置くのにもぴったりです。
またステップ部分は子猫から老犬までライフステージに合わせて位置を変えることができます。

  • サイズ 高さ227cm~270cm
  • 材質 スチール、ナイロン樹脂、ABS樹脂・EVA樹脂、ポリエステル、TPR樹脂
  • 耐荷重
    • 全体 15kg
    • ステップ1 5kg
商品を詳しく見る

 

猫の運動不足解消グッズ | おもちゃ

猫の運動不足解消グッズとしておすすめのおもちゃを紹介。
一人遊びができるもの、飼い主と楽しく遊べるものもあるため要チェックです。

 

キャットホイール 回し車 直径100cm 大型 木製 ストッパー付き マット付き

狭い部屋の中でもしっかり運動不足が解消できるキャットホイール

ワンルームに猫の運動不足解消グッズを取り入れたいなら、キャットホイールがおすすめです。
100cmとコンパクトなホイールの中で、猫が思いっきり走れます。
こちらはホイールと土台の隙間を極力無くすことで、足やしっぽが挟まりにくい仕様。
使わない時はロックができるので、怪我などの心配も少ないでしょう。

  • サイズ 幅100cm 奥行36.5cm 高さ108cm
  • 材質 MDF、ポリエステル、TPRゴム
  • 重量 17.8kg
  • 耐荷重 7.5kg
商品を詳しく見る

 

ペティファーム くるくるタワー キャットトイ 猫用 おもちゃ ボール タワー

猫の一人遊びにぴったり 電源不要のユニークなおもちゃ

ペティファームのくるくるタワーは、猫の一人遊びに最適なおもちゃです。
レーンには猫が思わず触りたくなるボールが挟まっており、パンチするとボールが動いて遊べます。
また上部にはゆらゆら動くちょうちょもついていて、飽きずに長く遊べるでしょう。

  • サイズ 幅25cm 奥行25cm 高さ13.5cm
  • 材質 ポリプロピレン
商品を詳しく見る

 

ペティファーム オートスウィング キャットトイ おもちゃ 羽 鈴 電池式 自動

電池で動いて飽きずに一人遊びができる 楽しい猫用おもちゃ

同じくペティファームから、おしゃれな見た目のオートスウィング キャットトイを紹介。
こちらは電池が必要ですが、自動でくるくると回るので猫の好奇心を刺激します。
途中で方向転換するので、予測不可能な動きを楽しむことができるのが魅力です。

  • サイズ 直径8.2cm 高さ18cm
  • 材質 ABS樹脂、鈴
商品を詳しく見る

 

ゴーゴーくるくるマウス【×2セット】(猫用おもちゃ)

飼い主と二人で遊べて楽しい、猫の運動不足解消グッズ

チーズ型のかわいいリモコンで操作できるゴーゴーくるくるマウスの2個セットです。
飼い主がリモコンを使いマウスを動かして、それを猫が追いかけることで運動不足を解消します。
ネズミは360°回転するうえ、自動モードもついているので猫も楽しく追いかけられるでしょう。

  • 材質 ポリエステル、TPEABS
商品を詳しく見る

 

ドギーマンハヤシ じゃれ猫 LEDにゃんだろー光線

 LEDのため失くす心配が少ない猫の運動不足解消グッズ

じゃれ猫 LEDにゃんだろー光線は、LEDを使って猫を引きつけるおもちゃです。
壁や床をLEDで照らして動かすことで、まるで虫やねずみのような生物に見えて猫が追いかけていきます。
猫が飛びついても壊れる心配がないおすすめのおもちゃです。

  • 材質 ABS樹脂、TPR樹脂、アクリル、真鍮
商品を詳しく見る

 

猫壱 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2 猫と音符 おもちゃ

一度使うと手放せない 猫を魅了するおすすめの1人遊びおもちゃ

猫壱のキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2は、自動で動く猫の1人遊びおもちゃです。
こちらは猫が大好きなカサカサ素材の下を、猫じゃらしがぐるぐると自動で回る仕様。
ランダムに動いたり、タイマー機能がついていたりと、飽きない工夫がたっぷり詰まっています。

  • サイズ 幅60cm 奥行60cm 高さ9cm
  • 材質 ポリエステル、PE樹脂、鶏羽、ABS樹脂
商品を詳しく見る

 

まとめ

今回は運動不足の猫に現れるストレス症状や、猫にどれくらい運動させるべきなのかといった疑問に答えていきました。
猫が運動不足に陥ると、視力低下、グルーミングの増加など様々な症状が出ます。
猫に必要な運動がどれくらいかは個体差によるところも大きいので、飼い主の見極めも大切です。
長く健康に生きてもらうため、紹介した運動不足解消法や解消グッズを取り入れて毎日運動をさせましょう。

 

関連記事はこちら

 

飼い猫が脱走して帰ってこない時はどうすればいい? いなくなった理由も解説

 

【全自動猫トイレのデメリットは?】購入すべきか悩む人におすすめの商品も
ブログに戻る