冬の猫の暖房、何度から必要? 猫が寒いと感じる温度は?

冬の猫に暖房はいらない? 何度から必要? 猫が寒いと感じる温度や猫ケージ対策も

人と違って体に毛が密集している猫ですが、冬に暖房なしで過ごしても大丈夫なのでしょうか。
猫が寒い時のサインや、暖房が必要な場合、何度から暖房をつけるべきかも知りたいところです。
この記事では、猫ケージの寒さ対策と、 猫が寒いと感じる温度などを特集。
さらに、寒がりの猫が満足できる、猫用の防寒グッズも紹介するのでぜひ参考にしてください。

 

  1. 猫は寒がり? 猫が寒い時のサイン
  2. 冬の猫、暖房器具はいらない? 必要?
  3. 猫が寒いと感じる温度は? 暖房は何度からつけるべき?
  4. 猫の寒さ対策におすすめの暖房器具・防寒グッズ
  5. 猫がいる部屋で暖房を使う際、注意すべきこと
  6. 暖房なしにもおすすめ! 猫ケージの寒さ対策
  7. 寒がり猫の寒さ対策に! おすすめ防寒グッズ
  8. まとめ

 

この記事の著者
 

 mimipetsブログ編集部

mimipets(ミミペッツ)は、愛らしいペット用品を厳選し、心温まる商品を提供するショップです。

 

猫は寒がり? 猫が寒い時のサイン

猫が寒い時のサインとして、暖を取るために体を小さく丸めるほか、人間の膝や側から離れないという行動が見られます。
また、小刻みに震えていたり、毛をふわふわに逆立てて体を膨らませたりしている時は、かなり猫が寒い時のサイン。
室内の暖房器具を稼働して猫の体を暖めてあげましょう。

 

冬の猫、暖房器具はいらない? 必要?

猫の先祖は暖かい地域で生活していたため、現在も暑さには強いけど寒がりという個体は多いです。
特に、温暖地域原産種や毛がほとんどない猫種、病気や高齢で弱っている猫には暖房器具は必要。
また、北海道・東北や日本海側の寒い地域に住む冬の猫も、暖房器具を使うとよいでしょう。

 

猫が寒いと感じる温度は? 暖房は何度からつけるべき?

猫が過ごす部屋は、何度から暖房をつけるべきなのでしょうか。
猫が快適に過ごせる温度は大体20~28度くらいと言われています。
そのため、何度から暖房をつけるか迷ったら、20度を下回ってからがおすすめ。
猫の種類や年齢などによっても、体感温度は異なるのでよく様子を見て適切に暖房を使ってください。

 

猫の寒さ対策におすすめの暖房器具・防寒グッズ

冬の猫の寒さ対策に使える、おすすめの暖房器具や防寒グッズをピックアップ。
寒がりな猫を暖めるアイテムは意外とたくさんあります。

 

エアコン

エアコンは、リモコンひとつで操作できて部屋全体を暖められるのが魅力。
火を使わず、コードも高い位置にあるため火事や火傷の心配もありません。
ただし、冬場は乾燥して静電気が起きやすく、猫の皮膚トラブルの原因になるのがデメリットです。

 

ファンヒーター

ファンヒーターは、ガスや石油、セラミックなど種類がさまざま。
特にセラミックファンヒーターは火事になるリスクが低く、猫のいる家庭にぴったりです。
ただし、ずっと近くにいると低温やけどの恐れがある、音がするため猫によって好き嫌いが分かれるなどデメリットもあります。

 

ストーブ

石油ストーブやガスストーブは、広範囲をすぐに暖められるパワフルな暖房器具です。
ただし、ストーブを倒して火事になる、遊んでいる時に間違って上に落ちて大火傷を負うなど、心配な点も多いです。
使う時は、絶対に猫から目を離さないようにしてください。

 

こたつ

寒がりな冬場の猫といえば、こたつの中で丸くなるイメージを持つ人も多いのでは。
こたつは暖かく、布団も柔らかくて中が暗いので、猫は大好きです。
しかし、中に入って長時間過ごしてしまうと、低温やけどや熱中症、脱水症状になるリスクもあります。

 

ホットカーペット

冷えやすい足元をしっかり暖めてくれるホットカーペットは、猫も大好き。
ただ、空気が温まるわけではないので、ほかの暖房と併用するのがおすすめです。
火事になるリスクは低く安全性は高い方ですが、脱水や低温やけどには注意しましょう。

 

床暖房

家に備えてある床暖房を使うことで、冬場でも楽に猫の寒さ対策ができます。
ホットカーペットと同じく安全性は高いものの、やはり長時間同じ場所にいると低温やけどになる恐れがあります。
猫自身は気付きにくい脱水症状も要注意です。

 

ペット用ヒーター

人間用ではなく、ペットのために作られた暖房器具も販売されています。
よく使われるのがパネルヒーターで、防水・感電対策されているものならケージの下やハウスの下に敷いても安心。
低温やけどを避けるため、全面に敷くのはやめましょう。

 

湯たんぽ

中にお湯を入れて体を暖められる湯たんぽ。
コードをかじって感電したり、足を引っ掛けて倒したり、火事になったりするリスクが低いのが魅力です。
ただし、いずれ冷めてしまうため長時間使うのには向いていないことと、低温やけどの心配はどうしてもあります。

 

カイロ

持ち運びに便利なカイロは、通院や移動などに使えるのが魅力です。
しかし、一般的な使い捨てカイロは引っ掻いたり噛み付いたりして中身が出てしまうのがデメリット。
繰り返し使える充電式のカイロは、丈夫なものが多くておすすめです。

 

猫がいる部屋で暖房を使う際、注意すべきこと

猫がいる部屋で暖房を使う際は、猫が電気製品のコードを噛んで感電しないよう注意しましょう。
別売りのカバーを付けるほか、ペット向けのカバー付き製品も売っているので要チェックです。
また、火を使う暖房器具は、火傷や火事の原因になるので、使うのは飼い主がいる時だけにします。
ほかに、低温やけどを防ぐためパネルヒーターは必ずあたためない場所を作ってください。

 

暖房なしにもおすすめ! 猫ケージの寒さ対策

就寝時や留守番時など、時には暖房なしで猫が過ごす時間もあります。
寒がりな猫のために、ケージにもしっかり寒さ対策をしておきましょう。

 

ケージの直置きは避ける

暖房なしの猫ケージの寒さ対策として、まずケージの直置きは避けましょう。
冬場は底冷えするため、下に段ボールなどを敷くのがおすすめです。
ケージの置き場所も、冷えやすい窓やドアの近くではなく、できるだけ暖かい位置に移動させてください。

 

布でケージ全体をカバー

暖房なしの猫の寒さ対策として、ケージ全体を布で覆うという方法があります。
猫のケージは風通しがいいため、暖房なしではなかなか暖かくなりにくいのがネック。
ケージ自体を上から布でカバーして保温することで、何もしないよりは暖かく過ごせるでしょう。

 

アルミマットや段ボールを敷く

暖房なしの猫ケージの寒さ対策には、ケージの下にアルミマットや段ボールを敷くのがおすすめです。
冷たい空気は下の方に溜まることもあり、冷えは地面から伝わってきます。
段ボールなど一枚断熱できるものを敷くことで、熱が地面から逃げるのを防いでくれます。

 

暖かいドームベッドを活用する

暖房なしの時間におすすめなのが、ケージの中に暖かいドーム型ベッドや毛布を入れるアイデア。
かまくらのような形のドーム型ベッドは、暖まった空気が逃げにくい構造です。
また、猫が大好きな狭くて暗い空間でもあるため、きっとお気に入りの場所になります。

 

寒がり猫の寒さ対策に! おすすめ防寒グッズ

最後に、寒がりな猫の寒さ対策に使える防寒グッズを紹介します。
暖房なしでも過ごせるおすすめグッズを厳選しました。

 

ペティオ 厚型ソフトヒーター コントローラー付 S

なめらかなカバー付きで猫も安心して使えるペットヒーター

ペティオの厚型ソフトヒーターは小さめサイズで子猫の防寒グッズにぴったり。
金属製チューブなので、カミカミしてイタズラする心配もありません。
なめらかなベロア素材のカバーが付いているため、ヒーターがゆっくり暖まります。

  • 外形寸法 幅31cm 奥行19cm 高さ2cm
  • 材質 ポリエステル、塩化ビニル樹脂
商品を詳しく見る

 

USBヒーターマットでふんわりあったか ネコふとん Lサイズ

ヒーターマット付きなので暖房なしの夜や留守番にもおすすめ

人間が使う布団をそのまま小さくしたような、市松模様がかわいい猫用布団です。
こちらはヒーターマットが付いており、布団の中までほかほかに暖かくしてくれます。
また中間スイッチがあるため、オン・オフを簡単に操作できるのもポイント。

  • 外形寸法 幅50cm 奥行65cm
  • 材質 ポリエステル
商品を詳しく見る

 

ペッツルート ほかほかまくらケット 蓄熱綿入り

蓄熱綿入りで電源いらずなのに暖かいペット用ブランケット

ペッツルートのほかほかまくらケットは、ふわふわのボア生地に蓄熱綿入りで暖かいのが魅力。
より暖かくしたい場合は、内側にあるポケットにカイロなどを入れるとぽかぽかになります。
また、リバーシブルタイプのため、夏場のクーラーの冷え対策などにもおすすめ。

  • 外形寸法 幅40cm 奥行68cm 高さ14cm
  • 材質 ポリエステル
商品を詳しく見る

 

ドギーマン キャティーマン 猫暖 もぐって丸くなるフットウォーマー

猫と飼い主が一緒に暖かくなれる一石二鳥のフットウォーマー

猫暖は、中に猫が入り、その中に飼い主が足を入れるタイプの防寒グッズ。
お互いの体温を利用することで双方が暖かくなれる、おすすめのアイテムです。
また、一緒にリラックスできるだけでなく、猫とのちょっとしたスキンシップにもなります。

  • 外形寸法 幅56cm 奥行50cm 高さ10cm
  • 材質 ポリエステル
商品を詳しく見る

 

ペッツルート ニャンとも見えちゃうおこた2020 にゃん丸

ふわふわでユニークな形もかわいらしいこたつ型の猫ベッド

ペッツルートのこたつをモチーフにした猫ベッドです。
ドーム型のデザインですが、上と横に穴が空いているので、猫がひょっこり手や顔を出す姿も見られます。
また中のクッションは手洗いできるため、シーズンごとに清潔に保てます。

  • 外形寸法 幅46cm 奥行46cm 高さ26cm
  • 材質 ポリエステル、ウレタン
商品を詳しく見る

 

ペッツルート ニャンともさんかく屋根のおうち クッション付

さんかく屋根のテント風デザインがおしゃれな猫ベッド

家にいながらアウトドア気分を味わえる、ペッツルートのテント風ベッドです。
見た目の良さだけでなく、中にはふわふわのクッションも付いているため、ゆったりとくつろげます。
テントに開いた穴からおやつをあげたり、おもちゃで遊んだりしても楽しいでしょう。

  • 外形寸法 幅40cm 奥行50cm 高さ68cm
  • 材質 ポリエステル、木
商品を詳しく見る

 

まとめ

ここまで、猫が寒い時のサインや暖房なしの状況で使う猫の防寒グッズを紹介しました。
猫の寒さ対策は、防寒グッズを使うほか、ケージに布をかけるなど猫の居場所自体をあたためる方法もあります。
何度から暖房をつけるべきかというと、20度を下回ったらつけるのがベストです。
猫が寒いと感じる温度にならないように、適切な寒さ対策を行ってください。

関連記事

飼い猫が脱走して帰ってこない時はどうすればいい? いなくなった理由も解説

【猫が好きな人にする行動】飼い主が好きすぎる? 嫌いな人にとるサインもチェック

人気記事

犬が寝る時ケージやクレートは閉めるべき? 一緒に寝たがる時はどうする?

飼い猫が脱走して帰ってこない時はどうすればいい? いなくなった理由も解説

【かぶらない】猫に珍しい和風の名前をつけたい! 個性的な名前の魅力も解説

ブログに戻る