2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月くらいの子犬の時期は、噛み癖が出てきて時に人の手を噛むこともあります。
あまりに噛み癖がひどい場合、やめさせるべきか、自然に治るのかと悩んでいる人もいるでしょう。
本記事では、子犬の噛み癖がひどいのはなぜなのか、噛み癖のピークややめさせる方法を紹介。
噛んではいけないものを狂ったように噛む、手を噛むなどそれぞれの対処法を解説します。
- 子犬の噛み癖がひどい...
- 子犬が狂ったように噛むのはなぜ?
- 子犬が噛む時のシーン別対処法
- 子犬が噛んだ時、飼い主がやってはダメなこと
- 子犬の噛み癖をやめさせるには
- 自然に治る?噛み癖のピークは2ヶ月~2歳頃
- 犬用の噛むおもちゃのおすすめ
- まとめ
この記事の著者
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子犬の噛み癖がひどい...
子犬をお迎えして早いと2ヶ月くらいから、噛み癖が出てくる場合があります。
噛み癖がひどいと、噛んではいけないものを狂ったように噛むほか、本気で人の手を噛むこともあります。
いつまでも噛み癖が治らないのではと、不安になる飼い主もいるのではないでしょうか。
子犬が狂ったように噛むのはなぜ?
子犬が狂ったように噛むのはなぜなのでしょうか。
生後2ヵ月くらいから子犬にひどい噛み癖が出てくるのには、実はいろいろな理由があります。
成長過程
なぜ子犬が狂ったように噛むのかというと、成長過程にあるからです。
人間の赤ちゃんがいろいろなものを口に入れて確認するように、犬はものを噛んで情報を集め、それが何なのか学んでいるからと考えられます。
狂ったように噛む癖は2ヶ月くらいから始まり、自然に治る場合もあります。
歯の生え変わり
子犬の噛み癖がひどいのがなぜかというと、歯の生え変わり時期だから。
人間の赤ちゃんも、歯が生える時に歯が痒くていろいろなものを噛む仕草を見せます。
それと同じで、生後2ヶ月、3ヶ月以降は子犬も歯の生え変わり時期になりいろいろなものを噛んでしまうのです。
ストレス
なぜ、子犬が狂ったように噛むのかというと、ストレスが溜まっているから。
臆病な犬は人の手を噛む、ストレスや不安がある犬は自分の手を噛むといった行動をします。
この噛み癖は子犬だけでなく成犬にも出るサインで、よくない傾向です。
遊び・興奮
ストレスもないのにひどい噛み癖がつくのはなぜかというと、遊びと勘違いしているからです。
手を噛むと怒る飼い主の反応がおもしろく、遊びの延長線上だと思ってしまうのです。
また、子犬が遊びに夢中で興奮してしまい、噛んでしまうこともあります。
子犬が噛む時のシーン別対処法
次に、子犬が噛む時のシーン別対処法を紹介。
手を噛む、噛んではいけないものを噛むなど、噛み癖に合わせて対応しましょう。
体に触れようとすると手を噛む
触れられて嫌な部分や、目や鼻など敏感な感覚器官がある顔を激しく撫でられるのが嫌な犬もいます。
スキンシップ好きな犬ですが、大きな手で撫でられると、威圧感を感じたり不快に感じたりすることも。
犬の性格に合わせて、顔の遠くから優しく触れるようにしましょう。
ご飯を食べる時に手を噛む
ご飯を与える時に手を噛むのは、警戒心や執着心が強い犬種に多い行動です。
その場合、皿に入れてご飯をあげるのではなく、手にのせてあげてみるのがおすすめ。
手を噛まれないよう気をつけながら、少しずつご飯を与えてみてください。
遊んでいる時に手を噛む
遊んでいる時に手を噛むのは、大概夢中になって興奮している時です。
遊んでいる時に噛まれたら低い声で「痛い!」と言い、ただちに遊びをやめてその場を去ってください。
噛む=遊んでくれなくなると学習させることでやめさせることができます。
相手してないのに噛む
相手してないのに噛むのは、飼い主に構ってほしいからです。
手を噛むほか、飼い主が触っているスマホや着用している服、靴下などを噛むことが多いです。
子犬をケージから出している時は放置せず、できるだけ相手をするようにしてください。
噛んではいけないものを噛む
靴下など飼い主のものを自分のものと思い込み、それを取ろうとすると噛みついてくることも。
その場合は交換条件として、おやつを渡して返してもらうようにします。
犬は学習して同じ行動を繰り返すので、大前提として大切なものは取られない場所に置いてください。
子犬が噛んだ時、飼い主がやってはダメなこと
子犬が噛んだ時、飼い主がやってはダメなことがいくつかあります。
すでにやってしまっている人は、すぐにやめさせるようにしましょう。
騒ぐ・手を引っ込める
犬が手を噛んできたら、ワーワーと騒いだり、すぐに手を引っ込めたりするのはやめましょう。
実は騒ぐのは逆効果で、犬はこれを遊んでくれていると勘違いするのです。
犬がこうした人間の反応を楽しんでしまうと、噛み癖に繋がってきます。
大声で叱る
手を噛んできたからといって、大声で犬を叱るのもやめてください。
大きな声を出されるのは、犬にとって大きなストレスになります。
これでは信頼関係が築けず、警戒心や不信感に繋がってさらに噛み癖が悪化してしまいます。
殴る
犬が手を噛んできた、言うことを聞かないからといって殴るのはもってのほかです。
このままでは信頼関係が築けないだけでなく、人に対する攻撃性が増し、一切手が付けられなくなってしまいます。
また、臆病な犬だと萎縮してストレスが溜まります。
子犬の噛み癖をやめさせるには
犬のひどい噛み癖は、飼い主の根気強いしつけによってのみやめさせることができます。
狂ったように噛む犬に対しては、子犬の頃からしっかりトレーニングをしておくのが重要です。
落ち着くコマンドを出す
まず2ヵ月、3ヵ月の子犬のうちから、待てや伏せなど、落ち着くコマンドを覚えさせます。
興奮したり、ダメなものを噛んだりした時にそのコマンドを出すことで、遊びではないことを伝えましょう。
子犬のころは家の中でハウスリードをつけるのもおすすめです。
噛むおもちゃを与える
犬が手や噛んではいけないものを噛みそうになったら、すかさず噛むおもちゃを与えます。
生後3ヵ月、4ヵ月~8ヵ月にかけては、犬の歯が生え変わる時期です。
この時期は犬が噛みたくなるピークなので、カミカミできるおもちゃを渡してみましょう。
飼い主がおもちゃで一緒に遊んであげるのもおすすめです。
噛む以外の行動を教える
ひどい噛み癖をやめさせるには、噛む以外のストレス発散の行動を教えるのが大切です。
特に、構ってほしくてものを噛んでしまう犬は、飼い主が遊んであげるのが一番。
逆に分離不安症の犬の場合は、甘やかしすぎず犬を犬として扱うなど、毅然とした態度を取ります。
自然に治る?噛み癖のピークは2ヶ月~2歳頃
犬の噛み癖は2ヶ月~2歳くらいをピークに落ち着き、自然に治ることもあります。
特に歯の生え変わりなどが理由で成長過程にあらわれる噛み癖は、自然に治ることが多いのであまり心配しなくても大丈夫です。
それ以外で噛み癖を覚えると自然に治ること少ないので、子犬の頃からしっかりしつけをしてください。
犬用の噛むおもちゃのおすすめ
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子犬の噛み癖を発散させたい人や、遊んでストレス解消させたい人は要チェックです。
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