子猫など、野良猫や捨て猫を見つけたらどう対応するのが正しいのでしょうか。
迷い猫との区別が難しいので、保健所などどこに連絡すべきなのかわからない人も多いでしょう。
この記事では、迷い猫や野良猫を見つけた時の対処法と、捨て猫を拾ったらすべきことについて解説。
飼えない場合はどこに連絡すべきなのか、保護したあと飼育する際のアイテムなども紹介します。
- 捨て猫を拾ったらどうする?
- 捨て猫を保護したらどこに連絡すべき?
- 捨て猫を見つけたらすぐやること
- 子猫を見つけたらすぐやること
- 猫を飼うときに必要なもの・こと
- 捨て猫を拾ったら必要になるグッズ
- まとめ
この記事の著者
mimipetsブログ編集部 mimipets(ミミペッツ)は、愛らしいペット用品を厳選し、心温まる商品を提供するショップです。 |
捨て猫を拾ったらどうする?
捨て猫を拾ったらどうするべきなのでしょうか。
子猫など道端で猫を見つけたら、さまざまな判断が必要です。
拾った猫は、野良猫or捨て猫or迷い猫?
拾った猫は捨て猫や野良猫のほか、迷い猫ということもあります。
捨て猫や野良猫なら保護したあと飼育できますが、迷い猫の場合飼い主が探しているかもしれません。
捨て猫や野良猫は、段ボールに入っていたり、毛並みが悪く痩せていたりすることが多いです。
一方で、首輪が付いていたり、毛並みが良かったりする場合は迷い猫の可能性があります。
捨て猫は犯罪になる
動物愛護管理法により、捨て猫は動物遺棄にあたる犯罪です。
そのため、捨て猫を見つけたら警察に通報する必要があります。
しかし、警察に行くと猫は遺失物とみなされ、3ヶ月は元の飼育者を待つことになります。
捨て猫を保護してもすぐには飼えないので注意してください。
捨て猫を保護したらどこに連絡すべき?
捨て猫を保護したらどこに連絡すべきなのでしょうか。
警察署、保健所、保護団体とそれぞれ少しずつ役割は異なります。
保健所・動物愛護センター
捨て猫・野良猫・迷い猫など、猫を見つけたらまずは保健所・動物愛護センターに連絡します。
保健所といえば殺処分のイメージがあるかもしれません。
しかし、迷い猫の場合、飼い主から保健所に届出されていることもあるため、また再会できる場合があります。
警察署
捨て猫・野良猫・迷い猫などを見つけたら、どこに連絡するかというと警察署です。
迷い猫は遺失物として扱われるので、飼い主から警察署に届け出が出されていることもあります。
迷い猫っぽい猫を保護したらすぐに警察署に連絡することで、飼い主と再会できるかもしれません。
飼えない場合は保護団体も
猫を保護したものの家で飼えない場合はどこに連絡すべきかというと、保護団体です。
また、明らかな野良猫や捨て猫の場合、役所に連絡するのもおすすめ。
動物愛護センターと連携を取って飼い主を探すほか、役所の人が飼い主を探してくれることもあります。
捨て猫を見つけたらすぐやること
捨て猫を拾ったらやることについて紹介します。
一時的な保護で家では飼えない場合でも、できればやってほしいことをピックアップしました。
健康チェック
野良猫や捨て猫を拾ったら、まずは健康チェックを行いましょう。
怪我の有無や元気さ、体は冷えていないか、目やにや鼻水は出ていないか、便の状態などをチェックします。
外にいる猫はノミやダニがついていることが多いので、不用意に家の中を歩かせるのは避けましょう。
食事・水を与える
捨て猫を拾ったら、すぐに食事と水を与えてください。
野良猫や捨て猫は、脱水症状だったり、栄養不足状態だったりすることも。
元気な状態であればドライフードを与えると食べます。
食べてくれない場合は体調が良くないのかもしれません。
病院に連れていく
野良猫や捨て猫、迷い猫などを保護したら、病院で診てもらいましょう。
特に怪我をしているときや、食事や水も摂れずじっとしているときは、早めに連れて行きます。
たとえ元気であっても、見た目でわからない病気に罹っていることがあるため病院には必ず行ってください。
子猫を見つけたらすぐやること
子猫の捨て猫を拾ったら、すぐにやることがたくさんあります。
命の危機にも繋がりかねないので、迅速な対応を行ってください。
すぐ病院
子猫を保護したら、すぐに病院に連れて行きます。
子猫は簡単に命を落とすため、夜間や休日でもまずは時間外診療に連れて行ってください。
何もなければかかる費用は5,000円程度ですが、検査や入院が必要だと30,000円以上する場合もあります。
温める
子猫は体温調節ができないので、病院に連れていくまでの間にしっかりと温めてあげてください。
段ボールにいらない毛布やタオルなどを敷き詰め、湯たんぽやカイロなどを使って体を温めるのがおすすめです。
湯たんぽは猫が火傷をしないよう、タオルに包むなどして置いてあげましょう。
ミルクを与える
保護した子猫にはドライフードではなくミルクをあげます。
ただし、ミルクは人間が飲む牛のミルクではなく、猫用のものを与えてください。
また、皿から飲むのが難しい場合は、哺乳瓶に入れてちょっとずつ飲ませるのもおすすめです。
排泄を促す
たくさんミルクを飲んだら排泄をさせるのも大切です。
下痢は命に関わることがありますが、便秘も良くありません。
排泄の仕方がわからない子猫もトイレに連れていき、濡れたティッシュで優しく肛門を撫でると便を出してくれます。
猫を飼うときに必要なもの・こと
飼育を始めて「やっぱり大変だから飼えない」ということにならないよう、これから何年も生活が変わることを想像してください。
猫グッズ
野良猫や捨て猫を飼育するためには猫グッズが必要です。
猫の水皿やごはん皿、ケージ、病院用のキャリーバッグなど必要なものを早めに揃えましょう。
狭い部屋の場合、運動不足解消のためのキャットタワーや、飼い主と遊ぶおもちゃも必要です。
適切な空調管理
猫を飼育する上で大切なのが空調管理です。
夜寝るときや仕事などで猫を留守番させるときも、暖房や冷房のフル稼働が必要な時期があります。
特に、子猫は体温調節ができないため、常に室温や体調を気にかけておいてください。
避妊・去勢手術
野良猫や捨て猫を拾ったら、避妊・去勢手術をさせるのがおすすめ。
手術することで妊娠の心配がなく、病気のリスクを減らせるというメリットがあります。
かわいそうだからと避妊や去勢せず複数の猫を保護すると、多頭飼育崩壊にも繋がりかねないのでよく考えましょう。
捨て猫を拾ったら必要になるグッズ
ここでは、捨て猫を拾ったら必要になるグッズを紹介します。
おすすめのものをいくつかピックアップしました。
エスビラック esbilac 猫用 ミルクパウダー 180g
子猫におすすめ 母乳に近い成分が入っている猫用の粉ミルク
溶かすだけで与えられるエスビラックの猫用ミルクパウダー。
7種類の乳酸菌とビフィズス菌が入っており、お腹に優しいのが特徴です。
子猫の時期が過ぎたらドライフードにかけて、栄養補助としてシニアまで長く使えます。
- 内容量 180g
\ 5%OFFクーポン発行中! /