猫を飼うと人生が変わるといいますが、それはいいことなのでしょうか。
中には猫を飼うメリット・デメリットが気になり、飼育を迷っている人もいるでしょう。
そこで今回は猫を飼うとどう人生が変わるのか、猫のいいところや飼うメリット・デメリットを紹介します。
猫を飼って幸せになりたい人はチェックしてみましょう。
猫を飼うと人生が変わるは本当!
猫を飼うと人生が変わる、という説はどうやら本当のようです。
実は猫を飼うことと幸福度の正の関係を指し示す調査結果があるのです。
ペット保険のアニコム損害保険株式会社が行った調査では、回答者のうち99.7%の人が猫と暮らし始めて幸福度が高まったと答えています。
さらに同調査では、約9割の回答者が猫と暮らすことに癒しを感じていると回答しました。
猫を飼うメリット、人生はどう変わる?
では、猫を飼うことで人生はどう変わるのでしょうか。
幸せになれる、癒し効果のほか、猫を飼うメリットを紹介します。
癒しになる
猫を飼うメリットとして、癒し効果があると言われています。
その根拠として、例えば東京農業大学の研究では、人が猫に触れると幸せホルモンといわれるオキシトシンが増えることが確認されました。
動画で猫を見るだけでも癒し効果がありそうですが、実際に撫でたり、抱っこしたりすればもっと幸せになれるでしょう。
生活リズムが整う
自然と生活リズムが整うのも、猫を飼うメリットです。
猫は朝晩のごはんの時間が決まっているので、人間の生活リズムもそれに合わせる必要があります。
また、遊びたい猫に朝起こされることもあるため早起きもできます。
孤独感が減る
猫を飼うメリットとして、孤独感が減ることも挙げられます。
一人暮らしだとどうしても寂しく感じてしまいますが、猫を飼うと寂しさが紛れます。
辛いことや悲しいことがあった時も、猫の存在があるだけで幸せな気持ちになるでしょう。
掃除が習慣化する
家の中の掃除が習慣化するのも猫を飼うメリット。
猫が変なものを口にしないよう、部屋を常にきれいな状態に保つ必要があります。
また、たった1日掃除しないだけでも猫の毛が家中に散らばるので、清潔感を保つためにも掃除が必要です。
家族との会話が増える
猫を飼うと共通の話題ができたことで、家族との会話が増えるというメリットもあります。
なんと、猫が喧嘩を怖がるという理由で、夫婦喧嘩が減ったという人もいるようです。
コミュニケーションの活性に一役買ってくれ、結果的に家族みんなが幸せになれるのも猫のいいところです。
趣味、交友関係が広がる
趣味、交友関係が広がることも、猫を飼うと人生が変わる、幸せになれると言われる所以です。
SNSの趣味アカウントで猫友が増えるほか、猫の病気や育て方などの情報交換をする中で友達ができることも。
もちろん家族や猫好きの友達が家に来る機会も増えるでしょう。
猫に影響されて、性格が穏やかになる人も!
猫にイライラする姿を見せたくないと、性格が穏やかになる人もいるようです。
ほかにも普段は引っ込み思案だけど、猫友作りのために社交的になる人も。
また小さな子どもにとっては、命の大切さや動物に対する思いやりの気持ちを学ぶ尊い機会にもなります。
猫を飼うデメリット
猫を飼うと癒しになり、幸福度が上がるなどいいところは多いですが、もちろんメリットだけではありません。
ここでは猫を飼うデメリットも紹介します。
長旅に行けなくなる
猫を飼うと、長旅に行けなくなるのがデメリット。
ご飯や水、トイレなどの世話が毎日あるので、人に来てもらうかペットホテルに預ける必要があります。
また、怪我や病気などで急な入院になった時に預け先をどうするか、といったことも考えておくべきです。
お金がかかる
猫を飼うと、どうしてもお金がかかるというデメリットもあります。
おもちゃやケージ、キャリーバッグといった初期費用のほか、毎月の餌代もかかります。
また、高齢で病気になったら毎週通院する必要があったり、手術の費用がかかったりと急な出費も出てきます。
掃除が増える
猫を飼うことで、掃除をする頻度が増えます。
抜け毛が部屋に散らばって汚れるほか、トイレもこまめに掃除しなければいけません。
定期的に掃除をする習慣がつくことはデメリットでもあり、同時にいいところでもあるでしょう。
心配事が増える
猫を飼うことで、心配事が増えるのもデメリットです。
突然体調不良になったら、脱走してしまったら、大切な存在ゆえにいろいろなことを考えてしまうもの。
それだけでなく、壁紙や柱に爪とぎをされるなど、飼い主側に不利益を被る心配事も尽きないでしょう。
夜起こされる
猫を飼うと、夜起こされるというデメリットもあります。
犬の場合は人間と同じサイクルで生活していますが、猫は夜や早朝に活動する動物。
飼い主と遊びたくなると夜中に上に乗ってきて、寝ている途中でも起こされることがあるのです。
猫グッズで部屋が狭くなる
一人暮らしは特に、猫グッズが増えて部屋が狭くなるのもデメリットです。
猫は完全室内飼育が推奨されているため、家の中の環境を充実させる必要があります。
キャットタワーやトンネル、おもちゃなど、猫のためのグッズを置くとごちゃごちゃした部屋になりがちです。
犬にはない猫のいいところ
犬と猫が両方とも好きで、どちらを飼育するか迷っている人もいるでしょう。
ここでは、犬にはない猫のいいところについて解説します。
お留守番が得意
お留守番が得意なのは、猫のいいところです。
犬は人が大好きなので、その子によっては飼い主と離れると分離不安症が出てしまうことも。
一方、猫は単独行動を好み自分のペースで生活しているため、留守番で寂しくなってしまうことも少ないです。
鳴き声が小さい
鳴き声が小さいことも猫のいいところ。
犬は飼い主がいなくなったり、外から人が近づく気配がしたりすると警戒して大きな声で吠えます。
一方、猫は発情期以外は大きな声で鳴くことも少ないため、近所迷惑になりにくいでしょう。
散歩がいらない
犬の場合、基本的に毎日外で散歩をしないとストレスが溜まってしまいます。
一方、猫は狭い部屋でも立体運動をすることでストレス発散になります。
キャットタワーやキャットウォークを設置し、一緒に遊んであげれば問題ありません。
猫との暮らしをもっと豊かにしてくれるアイテム
最後に、猫との暮らしをもっと豊かにしてくれるアイテムをピックアップしました。
猫を飼いたい人、飼育を始めたばかりの人はチェックしてください。
ペット用 猫 犬 ミニソファ 引っかき耐性 はっ水生地
インテリアにも馴染む 猫用のおしゃれなふわふわソファ
猫のベッドとして使える、ペット用のコンパクトなソファです。
グレーのシンプルなデザインのため、インテリアにこだわりがある人にもおすすめ。
防水加工が施されているため、おもらししたり、水をこぼしたりしてもさっと拭くだけできれいになります。
- サイズ 幅70cm 奥行40cm 高さ41cm
- 材質 ファブリック(撥水加工)、ウレタン、天然木フレーム
アイリスオーヤマ ペット用自動給水機 ホワイト/クリア PWF-200
留守番中でも流れる水が飲める 猫におすすめの給水器
アイリスオーヤマから、ペット用の循環式自動給水機を紹介します。
猫は水にこだわりがあり、中には流れている水しか飲まない子も。
そんな時は、自動で循環してくれる給水器を取り入れると、飼い主が留守の間もしっかり水分補給してくれます。
- サイズ 幅20.5cm 奥行20.5cm 高さ17.5cm
- 材質 ポリプロピレン、活性炭濾過綿
猫壱 猫用 脚付フードボウル 浅広口タイプ
猫の体の特徴を考えて作られた、ストレスなく食事できる食器
猫壱のフードボウルは、脚付きで背の高い形が特徴。
大人になった猫でも餌を無理なく食べられて、一気食いによる嘔吐や逆流を防いでくれます。
また、磁器でできているため安定感もあり、猫がちょっと当たったくらいでは倒れません。
- サイズ
- 器部分 幅15.4cm 奥行15.4cm 高さ3cm
- 足部分 高さ7.5cm
- 材質 磁器
- 重量 557g
アイリスオーヤマ 猫 トイレ ボックス型 蓋付 上から猫トイレ プチ
猫砂の飛び散りを防いでくれる シンプルでおしゃれな猫トイレ
上から猫トイレは、猫が上から入ってトイレをするタイプで、猫砂が飛び散らないのが魅力。
上蓋が付いているためにおいが広がる心配も少なく、部屋の中でおしゃれに配置できます。
また、専用のスコップのほか、蓋の部分には猫砂落としの溝もついていて掃除がしやすいです。
- サイズ 幅34cm 奥行44cm 高さ31cm
- 材質 ポリプロピレン、スチール
- 重量 1.3kg
スリングバッグ Mサイズ ペット用
ちょっとそこまで外出したい時に便利な猫用のスリングバッグ
飛び出し防止の安全フック付きで、安心して使えるスリングバッグです。
簡単に猫を入れて運べるので、通院で外に出る必要がある時や、ペットホテルまでの移動などに使えます。
また構って欲しがる猫をスリングバッグに入れたまま家事など作業をするのにもおすすめ。
- サイズ 幅40cm 奥行11cm 高さ26cm
- 材質 綿
- 耐荷重 約6.5kg
ワタオカ ねこじゃすり ねこブラシ
猫の気持ちよさそうな顔を見てこっちまで幸せな気分になれるアイテム
こちらは猫を撫でることで癒しを与えてくれるアイテム、ねこじゃすりです。
猫の舌をイメージして作られており、表面に細かなやすり面があります。
ザラザラの質感で、まるで仲間の猫から毛づくろいをしてもらっているかのような感覚がするようです。
- サイズ 幅21cm 奥行3.6cm 高さ1cm
- 材質 AES
まとめ
猫を飼うと、癒しを感じる、生活リズムが整う、幸せになれるなどいいところがたくさんありました。猫は長生きするのもいいところですが、病気になりやすく、年をとると介護も必要になってきます。
かわいいからというイメージだけで猫を飼うのではなく、デメリットも知った上で飼うようにしてください。
場合によっては20年以上一緒に暮らしていくことになるので、飼育する前によく調べておきましょう。